2024/05/13
162: ↓名無し:18/05/16(水) 12:05:11 ID:GyI
お中元のソーメンがめちゃくちゃ余ってしまった年、オーストラリア系白人の夫同僚がソーメン大好きだというから
しょっちゅう家に呼んで食べてもらってた。
うちは息子二人+私達夫婦の四人家族で、何を出しても誰もうまいともまずいとも言わない、でも毎回完食、みたいな感じだった。
全員好き嫌いないし大食いだしなんだけど、「これおいしい、また作って」「あれが食べたい」程度すら言わない。
文句なく完食してくれるのはありがたいけど、ちょっと張り合いないなーとは思ってた。
しかし夫同僚は真逆だった。何に対してもすばらしくリアクションがよかった。
ただのソーメン+めんつゆで出すと「ウマーイ!」完食。
サラダソーメン風にすると「ウマすぎる!キミ料理の天才じゃない?」完食。
ビーフンみたいに炒めてピリ辛にすると「永遠に食べていたい!」完食。
ジャージャー麺っぽくすると「今この瞬間に死んでもいい!」完食。
面白いことにつられて夫や息子たちのリアクションまで良くなっていった。
最初は夫同僚のボキャブラリーに対抗みたいなギャグっぽい感じで
「ウマーイ!」「俺はもっとウマーイ!」「アメージング!」「イエーー!!」みたいな感じだったけど
段々自然になっていって、夫同僚がいない時でも「これうまい」「うまいな」「もっと辛くてもいける」とか言うようになった。
あと夫がごく自然に、夫同僚に私のノロケを言うようになった。
これも夫同僚の影響。夫同僚がめちゃくちゃ恋人(日本人)のことをノロケるから。
なので私も夫や息子のことをノロケ返した。
むちゃくちゃ家の中の空気がよくなって、やっぱり言葉に出すのって大事なんだと思ったわ。
夫同僚は帰国しちゃったけど「うまい」って言い合う習慣は今も残ってるし夫婦円満だ。
続きます…