夫「ずっと出産を楽しみにしてた嫁子の気持ちがわかるのか！」

time 2023/01/05

355： ↓名無し：17/01/09(月) 21:42:33 ID:mmH 最近読んだ漫画で悪役以下の三下小悪党雑魚みたいなキャラがいて
作中見下されたりバカにされたりひどい目にあっているんだけど、
それが嫌な別れ方した元彼の名字と同じでプチスカだった事

356： ↓名無し：17/01/15(日) 18:24:57 ID:4nN 黒い気持ち吐き出し。
自分語りが長いし意味不明だったらごめん。

私の両親は数年前まで自営業をしていて、従業員を5〜6人雇っていた。
その中の若い2人（といっても私より7歳年上）が社内恋愛の末、デキ婚してる。
デキ婚当時、私は高校生だったからそれなりに夫婦と仲良くしていた。
両親は妻のＡを結婚前から娘のように可愛がっていて、生まれた夫婦の息子を孫のように可愛がった。
産休中〜保育園入園まで、息子を連れてよく自宅兼会社に遊びに来て、仕事復帰した後も保育園へ預けられない時は連れてきてた。
だから私もよく子守りをしていて、息子からなつかれていた。

私が働き始めて一人暮らしを始めた頃から夫婦と疎遠になったけど、娘を出産した時にはお祝いを持って病院へ行ったりもした。
その頃から私は鬱っぽくなってて、仕事以外は調子が良い時しか外出出来なくなっていた。
娘が生まれて初めてのクリスマス直前、赤ちゃん返りをしてしまったという息子と久々に会った。
息子をひたすら可愛がってクリスマスプレゼントを買いに、近くのショッピングモールへ出掛けて8000円のオモチャを買わされた。
8000円のオモチャをねだられた時、なんとか安価なものにしようと
「これはお兄ちゃんしか遊べませんって書いてあるよ。息子は赤ちゃんだから遊べないよ！」
とか言ったけど、お兄ちゃんになる！て言い張るから
「じゃあお兄ちゃんじゃなくなったらすぐにお姉ちゃん（私）がもらうからね！」
て約束して買った。
夫婦は高額のオモチャに驚いていたけど、その後はしっかりお兄ちゃんをしてくれるようになったと聞いた。

年が明けてすぐ、鬱と診断されて仕事を辞め、実家に戻った。
実家には鬱と診断されたことを言えず、自室に引きこもった。

357： ↓名無し：17/01/15(日) 18:30:43 ID:4nN するとそれに不満を持った母がＡに私の愚痴を話したようで、母から
「Ａが息子へのクリスマスプレゼントは社長たちから貰ったようなもんじゃん！て言ってたよｗ」
など余計な報告を度々受けた。また母は、私の不満をＡに話し、Ａとの会話を私に話す人だったため
「昨日、Ａ家のインターネットが突然繋がらなくなったらしい。直前まで息子がパソコンを扱ってたから
Ａ夫が息子が何かしたと思って聞いたけど、息子は『何もしてない、知らない』て言うから『正直に言え！』てアザになるくらい叩いたらしいｗ
でも後からヤフーの障害だって分かったってＡが笑って話してたｗ」
といった虐待話を時々聞かされることがあり、Ａ夫婦との関係は完全に崩壊した。

そんな家庭環境だからか、息子はよく1人でうちに居座るようになっていった。
保育園後、子供を連れてＡが夫の迎えに来るのが日課で、Ａ夫婦が帰るように促しても
「まだ爺ちゃんと遊ぶ！」
て言って残り、うちで食事をして私と遊んでから帰ることが多かった。
躾がなってない一面もあったけど変な反発はなかったし、一緒にお菓子作ったり、お絵描きをしたり、息子は本当に素直な良い子だった。

358： ↓名無し：17/01/15(日) 18:31:01 ID:4nN そうやって子供と関わっていたことが良かったのか、鬱は改善されてまた仕事が出来るようになった。
仕事を再開してすぐ忙しくなり、半年くらい息子と会うことはなくなったけど、息子の近況は耳に入っていた。
近頃、息子は吃音が出るようになったらしい。
そんな話を聞いたある日の日曜日、珍しくＡ一家が遊びに来た。
Ａ夫婦がいる時は、基本的に息子は私のところへは来ない。
まったりテレビを見ていたら、息子がやってきて何か探し物をしていた。
声を掛けたらお返事してくれたけど、吃りすぎて何を言ってるのか分からなかった。
吃音に対する知識がなかった私は、息子の名前を呼んで
「お姉ちゃんは急いでないから、ゆっくり話して。慌てて話したら何を言ってるか分からないよ」
て視線を合わせてゆっくり話した。そしたら息子は吃ることなくお話が出来た。
「やれば出来るやん！」
て誉めて頭を撫でたら、また吃りながらも嬉しそうにしていた。息子の探し物を出してあげたら
「ありがとう！あとで遊ぼうね！」
と息子は吃りなく言って戻っていった。けどすぐにＡの怒鳴り声がした。
「これどこから持ってきたの！？勝手に色々開けちゃダメって言ったじゃない！！！」
とヒステリーを起こしているＡを
「あっちの部屋に私がいるから、私が出したんじゃない？」
と宥める母の声が聞こえてきた。
その日は、息子が残りたいと言っても引き摺って帰っていった。
その後、息子の吃音は暫く続いたらしい。そして息子とはその後会うことはなくなった。