2024/05/13
308: ↓名無し:15/04/08(水) 16:26:32 ID:L9T義実家というか、義実家親族に対してやったDQN返し。
夫の親族にセクハラ爺(ウトさんのいとこ)がいて、法事などの集まりが
あるたび、一族の若い嫁をターゲットに色々やらかしてた。
ターゲットになった嫁の夫に〆られ、セクハラ爺の姉や兄から〆られても
「酔ってたから覚えてないよー」でごまかし、どういうわけか大トメが
猫可愛がりして庇うため、親戚の集まりから締め出すこともできなかった。
そうやってセクハラ爺を庇っていた大トメも亡くなり、一周忌の席でのこと。
若い嫁は大半が理由をつけて欠席し、セクハラ爺のターゲットになりそうなのは
三十代前半の私のみ、という状況になった。
そこへなんと、コウト君(夫の弟)が婚約者を連れて登場。
若くて可愛いお嬢さんの登場にテンションがあがるセクハラ爺。
コウト君何考えてるんだ…と思いつつ、セクハラ爺が婚約者さんに近づくのを
さりげなくブロックしてたら
「若い子が来たからって、嫁子ちゃんやきもちかい?w」と
セクハラ爺におしりを触られた。
309: ↓名無し:15/04/08(水) 16:40:12 ID:L9Tキモ!と思った瞬間チャンスだ!とひらめき、平手打ちでぶっ飛ばしてやろうと
右手をフルスイングさせたんだけど……
セクハラ爺は小柄で私の手は空振り!
と思ったら、空振りしたはずの指先に何かがひっかかり、ぶちぶちっ!という音と
ともに、黒い塊がふっ飛んでいった。
え!?と固まってると、素早く動いたコウト君がその塊を拾い上げ、両手で捧げ持って
「ナー ツィゴンニャー!」と ラ イ オ ン キ ン グ を 始 め た 。
すかさず夫も参加し、テンションが上がった子供達も加わってカオスが発生。
セクハラ爺はというと、半泣きの顔で「えっあっちょっと待って、返して!返して!」と
その群れの中に突っ込むも、夫や夫の従兄弟がさりげなくブロックし、
頭からふっ飛んだ黒い塊すなわちヅラからどんどん引き離されていく。
その間にコウト君は駐車場に飛び出し、かかげたヅラを裏手の溝に投げ捨てていた。
流れるヅラを見送ったセクハラ爺は駐車場に膝をつき、泣いていた。
310: ↓名無し:15/04/08(水) 16:51:35 ID:L9Tセクハラ爺がヅラだったのは知ってたけど(襟足やもみあげが浮いてたし、不自然なまでに黒々としてた)、
平手打ちがまさかヅラはがしになるとは予想外だった。
あと、どう見てもヅラなのに周囲にはバレてないと本人が思ってたのも予想外だった。
コウトや夫は、どうにかしてこのセクハラ爺をぎゃふんと言わせるチャンスを
狙ってたらしい。
私がヅラをふっ飛ばしたのを見て、コウト君と夫もチャンス!とひらめいたそうだ。
後ろ盾だった大トメが亡くなりヅラもバレ、庇う人がいなくなったので、
親戚の集まりに顔を出しても、いるんだかいないんだかわからないくらい
セクハラ爺は大人しくなった。
後から知ったんだけど、法事に使わせてもらった会館には、このセクハラ爺の
会社の同僚親族の法事も行われていたらしい。
ちなみに、みごとなコンビネーションでライオンキングを披露したコウト君と
我が夫は、以前ホストに扮して元トメにコールをしたことがある。
続きます…