2024/05/13
745: ↓名無し:16/02/18(木) 21:53:44 ID:sf5あまり盛り上がる話じゃないけど、かなり昔のこと。
弟がパチ屋の手前の車道をロードバイクで走ってた時、後ろから来た車が追い抜きざまに左折して店に入ろうとして、それに思い切り巻き込まれた。
ヘルメットかぶってたのもあって弟は打撲と捻挫だけで済んだけど、自転車は前輪とフレームがグニャグニャで素人が見ても廃車間違いなしコース。
加害者は弟が動けない隙に逃げた。でも目撃した人がナンバー覚えて通報してくれてその日のうちに逮捕された。
で、過失10-0の事故プラス轢き逃げを背景に賠償を請求したんだけど、これが無駄に揉めた。
今なら公的機関は個人情報云々でうるさいんだけどまだそういう時代じゃなかったから、警察が向こうの家族にこっちの実家の住所教えてくれやがって
そのせいで向こうの家族がヤンチャ()してたお仲間を連れて押しかけてきて、被害届取り下げろだの弁償額が大きいだのわめくわめく。
スポーツ用の自転車があまり街を走ってない頃だったから「何十万の自転車なんて詐欺だろう。訴えられたくなかったらわかってるな」とか詰め寄って、
あまつさえ「俺らのバックには893がついてるんだ、言うこと聞かないと家族マトにかけんぞ」て完全に犯罪ですありがとうございましたな発言まで登場。
弟は怖がって何もできなくなったから、仕方なく横にいた俺がバトンタッチ。
俺、卒業したらヤクザかスポーツ選手かって言われるヤンキー&スポーツ強豪校で柔道やってた。
爆音響く校庭で「ヨロシクー!!」て叫びながら集会やってる横で毎日稽古してたもんで、
そんな脅しは聞き慣れてて怖くもなんともない。万一肉体言語で来られても半グレごとき完全に対処可能。
なもんで、あーそうわかったから保険でも何でも使ってさっさと弁償してね、取り下げてほしいなら相応の誠意見せてねって具合に適当にあしらってたら、
舐められたと思ったのか相手完全ブチ切れ。
そして全員揃ってわめきながら帰っていったこの翌日、連れて来ました。本職を。バックにいるという893を。
そしたら893、俺の顔見た途端直立不動になって「お久しぶりです!」て大きく頭下げた。そいつ俺の後輩だった。
俺はそいつのこと知らなかったけど、母校のヤンキーにとって柔道部員は絶対に手を出しちゃいけない存在だったから向こうはよく覚えてたらしい。
ふたつ上の副主将は「柔道部なんて裸で挑めば楽勝www」て喧嘩売ってきた同級の族の幹部をパンチだけでボコボコにしてたからね。そもそも体つきからして違うし。
そんなわけで893は俺にヘコヘコ。別に喧嘩したいわけじゃないからそいつは脇に置いといて、改めて加害者家族と交渉することに。
加害者家族、さっきまでドヤ顔だったのが完全に茫然だったよ。そりゃそうだ。最強の切り札がまさかの完全無効だったんだから。
「どーでもいいからお前らの脅迫スルーしてたけど、893まで連れて来るなら出るとこ出るか?それともこの場で死ぬ?」てちょっと脅したら、もう真っ青に。
結局、弟の自転車代と治療費その他、あとはうちへ色々やってくれた慰謝料をきっちり払うって約束させて解散。
用意できなかったのか用意しなかったのか示談金までは出してこなかったから、被害届は取り下げず、加害者は執行猶予とはいえきっちり前科者になりました。
加害者とも家族とも後輩893ともそれっきりで、話はそれで終了。
今日弟の息子が自転車乗ってて車にはねられて、ふと思い出したから書いてみた。ちなみに甥は無傷でその後の交渉も滞りなく。
746:名無し:16/02/19(金) 00:23:26 ID:4qxいつものか
747: ↓1/3:16/02/19(金) 00:44:07 ID:6uBプチだけど、友人だと思ってた相手の本音を知ったことが
自分にとって結構な修羅場だったのを思い出して書き捨て。
前にどっかのまとめサイトの※欄にダイジェストして書いたことがあるけど、
最初から最後までぶちまけてみたくなったので、長文ですが失礼。
私は30過ぎまで、かなり重症のお花畑だった。
10代でクリエイティブ系のとある職業を志し、20代は夢のために使い切った。
友人たちが就職活動に奔走するのを横目に華々しいドリームを語り、
自分は世界に羽ばたくんだと大言壮語してマニアックな学校に通い、
親に金をせびったり借金したりして、勉強のため海外にも行った。
そしてある日私は唐突に、自分には才能がなく夢の職業は無理、と気付いた。
残ったのは、職歴なし資格なし30代で、あるのは借金と
マニアックな知識・技能だけの独身女(しかもデブス)。
自分を客観視し、やばいやばいやばい!と真っ青になって就職活動を
開始したものの当然まともな職は決まらず、一時は病みかけた。
しかし半ば惰性で何社も受け続けた日々の中で、奇跡的に
「面白そうな奴だ。うち来る?」
と言ってくれた会社があった。
飛びついて就職。あとのない人間の必死さで恥も外聞も捨て、
周囲のあらゆる人に縋りついて社会人の初歩の常識から教えを請い、
非常識さ加減を笑われつつも奮闘の果てに試用期間を乗り切り、
何とか正社員としてやってく目処が立った。
そして以上の経緯の間、何故か細々と続いていた高校時代からの彼氏に、
「やっと自立できた!私が馬鹿だった!もう夢は見ない!
借金も自分で返す!家事もする!だから結婚して!」
と土下座の勢いで迫ったら、「オッケー」と言ってくれた。
就職して半年で結婚。それから数年の間に続けて出産し、3人の子持ち
(双子含む)になった。
産休をいただいて働き続け借金も返し切り、夫の仕事も順調で、
今は兼業主婦として結構な幸せな生活をしている。
続きます…