2024/05/13
895 :名無しさん@HOME:2007/07/10(火) 10:17:13 0
トメは「何?これ、なんなの?」と引きつった顔。
夫「クラシックだよ?まさか母さんこの曲知らないの?」
私「ちょっと!クラシックかけなさいって言う人が、
こんな有名な曲知らないはずないでしょ!」
夫「そりゃあそうだよな。20世紀の最高傑作だし。
母さんは△響(地元楽団)聴きに行った俺達をレベルが低いって言うくらいだしな」
私「そうだよ!あなたのお母さんだもん!」
夫と打ち合わせした通り『有名』を連呼したせいかプライドの高いトメは何も言えず。
「この曲、気持ち悪いな・・・」と呟いたウトを
「名作なのになんてこと言うの!母さんに叱られるよ」と夫が叱った。
トメはほぼ無言(すごく珍しい)でご飯を1/3くらい食べただけで
「なんか・・・食欲ないから帰るわ」
と、帰ることに。
すごく嬉しくて思わず
「じゃあこのまま泊ったらどうですか?この曲、寝る前に聞くと落ち着きますよ?!」
「いいのいいの!!お邪魔してごめんなさいね!」
トメもう必死。
こんな必死な顔初めて見たよ。
「じゃあまた今度、この曲の続きから聴きましょうね!」
と、ものすごい笑顔で送り出してあげた。
トメは「いいのよ!いいの!気を使わなくていいから!」と叫んで帰ってった。
いつもは夫の携帯に毎日3通はくだらないトメールが来るのに、
土曜夜からはまだ一通も来てないそうな。
ありがとうシェーンベルク!でもやっぱり夫も私も怖かったよ(´・ω・`)
続きます…