2024/05/13
849 :847:2013/09/12(木) 13:43:10.55 0
そしたら、お婆ちゃん、義兄嫁を上から下まで眺めた後「ひどい」と一言。
義兄嫁、何を言われたのか理解できずに立ちすくむ。
「今日は、○○ちゃん(コトメ)のお祝いの席なのに。そんなに○○ちゃんが憎いのか」
米寿とは思えぬお婆ちゃんの迫力に、立ちすくむ義兄嫁。
「いい着物っていうのは、派手さじゃないよ。その歳で、そんなことも分からないのか。耄碌婆なら誤魔化せると思ったか。
頑張るのは悪いことじゃないけど、あんたは頑張り方を間違える人だね。そんなんじゃ、誰も幸せに出来ないよ」
義兄嫁、顔を真っ赤にして、車に閉じこもっちゃった。
お婆ちゃんは、コトメちゃんはもちろん、私や義母の着物をとても喜んでくれて、その後、義父と義兄をギッチギチに締め上げてた。
その後も、義兄嫁は何とかお婆ちゃんに取り入ろうとしてたけど、嫌われる一方で、最終的には義兄嫁だけ絶縁。
お婆ちゃんの遺産の大半は、震災の義捐金になった。
続きます…